最近の若者の恋愛事情～78.7％がスマホでの告白経験あり!?～

普段から気になっているのですがfacebookのタイムライン上に、様々な恋愛マッチングサービスの広告を目にします。こういったアプリがたくさんでてくる背景には若者の晩婚化というある種の社会問題が潜んでいるようです。今回は最近の若者の恋愛事情に関して書かせて頂きます。

『そもそも出会いの場がない』と答えた方が55.5％!?

『彼氏／彼女ってどうやったらできるんでしょう？』。こう考えている人は多いのではないでしょうか。平成27年版「少子化社会対策白書」によると、20～30代の恋人がいない男女を対象に調査をしたところ55.5％の人が『出会いの場がない』と回答されたようです。

「恋人として交際する上での不安は何か」を複数回答で尋ねたところ、最も回答が多かったのは「そもそも出会いの場がない」（55.5%）。

出展：産経ニュース

こういった話題になると『いやいや恋活パーティーや街コンがあるじゃないですか!?』という風にも思いますが、最近は若年層の草食化している傾向も強いらしく、直接に異性との出会いに対してそれほどハングリーではないようです。

国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、「異性との交際を望んでいない」人の割合が、男性の18～19歳で約35％、20～24歳で約28％、女性の18～19歳で約33％、20～24歳で約23％もいることが分かりました。

出展：ハナクロ

35%と聞くとその割合はとても大きなものに思えますが、大部分の65%以上の方は出会いを望んでいないわけではないようです。そう考えると草食化現象といっても大多数の方は異性との交際を望んでいるようですし、そんなに深刻な問題でもないように思えるのは気のせいでしょうか…

変化したのは恋愛しているときの行動!?

一方で、最近の女子高生、女子大生の恋愛をする際の行動は変わってきているようです。スマートフォンが普及したのはここ5年くらいの間でしょうか。最近はtwitterやfacebook,LINEといった5年程度前にはなかったような意思疎通の手段が当たり前のように使われています。フリュー株式会社「GIRLS’TREND 研究所」調べによると、『LINEで告白したorされたことがある？』という質問に対して78.7%の方があると回答しており、『告白するなら直接orLINE?』という質問に対しては34.5%の方がLINEと回答されているようです。また、調査では16.2%の方がSNSのプロフ画を見て一目惚れを経験したことがあると回答されているようなのですが、大多数の方はないと答えられています。

このようなデータを見ると恋愛にちなんだ行動は現代でもアナログな行動が好まれる傾向にあるようですが、恋愛における一部の行動においてはスマホを活用する方が圧倒的に増えてきているようです。アナログな出会いがないという方には恋活パーティーや恋活バーのような場所もありますし、様々な恋愛マッチング系のスマホアプリなどもありますし、少なくとも意図的に作れる出会いの場は現在の方が多いものなのなのかと思います。

デジタルであれ、アナログであれ人が多く集まる場所には色々な人がいるはずです。つまり、良い場所、悪い場所を適切に判断していかないといけないものなのではないでしょうか。

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