閲覧注意!?黒いアサガオの家の恐怖体験~札幌お化け屋敷2016~
今年もノルベサにお化け屋敷の季節がやってきました。昨年度に実施されていた「ゆびきりの家」に引き続き、今年は「黒いアサガオの家」というものです。昨年と同様に3Fイベントスペースには連日悲鳴が鳴り響いています。今回、お伝えしたいのはオープン前日に関係者向けに行われたプレオープン日に体験した思い出したくないほど恐ろしい出来事です。
僕は、担当者さんから連絡をいただき、恐怖を体験してしまうことになったのです。
担当者さん:「Kさん!来ましたね(笑)」
僕:「お疲れ様です!」
担当者さん:「Kさんは去年やらかしたから、一人で入ってもらいます!」
僕:「ひ、一人ですか??そんな殺生な…!?」
そんなこんなで、僕は連日に渡って悲鳴が鳴り響いているお化け屋敷をたった一人で体験することになったのです。
もちろん、一人でなんて行きたくありませんが、ある種の罰ゲームのようなものだったので仕方がなく一人で入りました。 一人で入った僕は、途中リタイアしようかと思うほどの恐ろしさを体験しました。3Fイベントがこんなにも広く、長く感じたのはこれが初めてです。
僕は一体どれほどの悲鳴を上げていたのでしょうか…
お恥ずかしい。
やっとの思いで出口にたどり着き、一息ついていたところでした。 そこに悪魔がささやくかのように手招きをしている担当者さんが立っていました。 近寄ってみると、担当者さんは信じられないことを僕に言いました。
担当者さん:「もう1回行ってきてね!今度はテナントさんと一緒に(笑)」
僕:「えっ!?そ、そんなぁ!」
ということで…
僕は某テナントさんの同伴ということで、出てすぐにまた恐怖体験をしなければいけなくなりました。
もうすでに1度体験しているのでもう大丈夫だろう…。
僕はそんな風に考えていたのです。
その時は一人で入るよりも恐ろしい経験をするなんて、思ってもみませんでした。 入り口で待っていると、某テナントの担当者さんは「怖いの苦手なんですよね…」と言われていました。 僕が「行きますよ!」っと言っても、テナントさんは怖かったようで、僕の数メートル後にやっとついて来られていました。
この距離が、本当にわずかなこの距離が、
今までに体験したことのない恐怖へと変わってしまうのです。
先を歩いていた僕の背後から、某テナントさんはついてきていました。お化けがでてくるポイントはすでに分かっているので、身構えていたところ、予想もしていなかった事がおこりました。 背後にいた某テナントさんは、僕の死角から悲鳴を上げて迫ってきました…
お化け屋敷のお化けは、どんなに脅かしても触れてくることはございません。
しかしながら某テナントさんは、死角から予測できないタイミングで、叫び声と共に、僕をどついてきます。
お化けもビックリの臨場感です。
僕が、そうしたことで心なしか、2人の間には大きな溝ができてしまったように思えました。
でも、その場に立ち止まっているわけにはいきません。
僕らはとりあえずゴールを目指して歩くしかないのです…
しばらく歩いていると、僕は少し言い過ぎたことに反省していました。
入るときに怖いの苦手って言っていたのに…相手はわざとじゃないのに、少し言い過ぎてしまった。
そんな事に少し後悔をしながら、僕は振り返ってみました…
僕は言葉を失いました。
振り返ったその先には、信じられないほどに恐ろしいものがあったのです。
僕:「でたー!本物だー!!」
某テナントさん:「こ、こわいです…前向けない…」
あまりの恐怖のせいで、前を向けなくなったテナントさんが有名なホラー映画のキャラクターのように髪で顔が隠れて見えなくなっています。
あまりの恐怖のせいで立ってはいられなくなった彼女は四つん這い状態で前に進んでくるのでした。
そんな、こんなで僕は1度目には存在しなかったような本物に出くわしながらも、なんとか出口までたどり着くことができました。 出口で一息ついていると、僕の目には恐ろしい光景が視界に入り込んできました。 あまりの恐怖に耐えられず、僕は、大人げなく、走ってその場を逃げ去りました。
そうです。逃亡というやつです…
それから僕は色んな意味でノルベサに近寄るのが怖くて仕方ありません。
恐るべし、黒いアサガオの家…
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