マニアックなイベント、SAPPORO景観FES 2014開催
「SAPPORO景観FES 2014」11月3日(月・祝)開催
「好きですさっぽろ個人的に運営委員会」と札幌市が共催した「SAPPORO景観FES 2014」がノルベサ3階のイベントスペースで開催されました。くらしのまわりにあるもの全てが「景観」のモトです。でもそれがそこにあることに気が付かなければ、景観が生まれることはありません。
「好きです。さっぽろ(個人的に。)」は、市民一人一人の個人的に好きな場所、大切な風景を集めて共有することで、新たな景観(価値)を生み出し、まちづくりの中で活かしていく取り組みです。
そのコンセプトを広く市民に訴求していくため、「SAPPORO景観FES 2014」を開催しました。
自分たちが景観に対して取り組みたいドリームプランのプレゼンテーションや、各地で「DIY景観」的な活動をされている方々のお話を伺ったり、昨年度われわれが考案した「景観まちづくりカードゲーム☆景カード」の体験会を開催しました。
その中でも特に盛り上がったのは、「史上最大! 第1回 さっぽろ景観ウノレトラ(ウルトラではない)クイズ」決勝大会です。
札幌で活躍するパフォーマー・加賀城匡貴さん(Scherzo・スケルツォ)による出題と、「好きですさっぽろ個人的に運営委員会」運営委員の金山敏憲による総合司会で盛り上がりました。まずは雪が降りしきる中、ノルベサ屋上にある大観覧車に2人ずつ2組に分かれて乗り込み、1周する間(約10分)の正解数を競う早押し勝負。その勝者2人は、3階の景観フェス会場に移動し、ステージでの決勝戦に臨みました。
決勝戦も、すべて札幌に関する問題。勝負は10ポイント先取ですが、お手付きや不正解があった場合はマイナス1ポイントになるという厳しいルールで、両者一進一退の白熱した戦いが繰り広げられました。勝負が決まったのは、実に40問目。
【問題】
「家ごとにリラの花咲き札幌の人は楽しく生きてあるらし」昭和30年(1955年)に札幌を訪れたときの印象から、この歌を詠んだ歌人は誰でしょう?(正解は一番下に)
問題が読み終わるか終らないかのタイミングでボタンを押し、見事正解して10ポイント目を獲得したすがわまさひろさんが、記念すべき初代札幌クイズ王に決まりました。おめでとうございます!優勝したすがわさんの前にさっそく、賞品として予告されていた「札幌市中央区で取得したトチとヤマ」が登場。中央区の大通公園で購入ボタンを押した兵庫県産の「栃餅」と、札幌の銘菓「山親爺」が贈呈されました。
※問題の正解:吉井勇(1886-1960)